ダウランドとスティング
2011年 05月 07日
新居に引っ越してから、改善されたのが音楽を聴く環境。特にここ数日は妻の父母がチビ二人の面倒を見てくれ、夜に自由な時間がチョコッとある。
そんな中、ここ数週間、岡田暁生という京大の音楽学の先生の本を続けてよんでいました。「西洋音楽史」、「ピアニストになりたい」などの本を書いています。
古楽のCD紹介の本を読んでいるときに、スティングがジョン・ダウランドを歌ったDVD/CDがあるということを知りました。2006年の発売なので、もう5年前のこと。当時は音楽を聴く余裕はなかった。
さてスティングは、Shape of my heartなんかが好きで、カラオケに連れて行かれると、仕方なく歌ったりしますが、決して簡単な曲ではありません。いつも外してしまいます。
一方ダウランド、ほとんど知りません・・・後でわかったことですが、シェイクスピア劇中の作曲者だったこと、セルバンテスやエリザベス1世や徳川家康とほぼ同世代の、作曲家+リュート奏者。そういえば、シェイクスピアの劇中ではリュートにのった、ダウランドっぽい曲がかかっていたような気がしていました。
静かな夜に、皆が寝た後、静かに聴きます。
最初の曲はCome Again
このバージョンのは、後ろのコーラスが余計。DVDのはシンプルでいい。
歌詞はここに邦訳がありました。
なぜか私の心の琴線に触れまくりました。曲想のメランコリーなところも好きです。そしてもともと数人によって楽しむ室内楽としてかかれており、大げさでないところ、シンプルなところ、が私のサイズにぴったり。
さらには、歌詞の1番と2番の対比も見事な、エロティシズムと死の対比
これは、当時のヒットソングだった。ひょっとしたら、平戸や出島でも歌われていたかもしれない。
偶然、今朝インターネットラジオから聞こえてきたのは、弦楽演奏によるLacrimae、これもダウランドのすばらしい旋律。やはりかなりメランコーリック。
私は暗いのが好きなのか?
多分、リュートと歌とか、小規模のが好きなんでしょうね。室内楽向きの性格だと、やっぱり思った。
そんな中、ここ数週間、岡田暁生という京大の音楽学の先生の本を続けてよんでいました。「西洋音楽史」、「ピアニストになりたい」などの本を書いています。
古楽のCD紹介の本を読んでいるときに、スティングがジョン・ダウランドを歌ったDVD/CDがあるということを知りました。2006年の発売なので、もう5年前のこと。当時は音楽を聴く余裕はなかった。
さてスティングは、Shape of my heartなんかが好きで、カラオケに連れて行かれると、仕方なく歌ったりしますが、決して簡単な曲ではありません。いつも外してしまいます。
一方ダウランド、ほとんど知りません・・・後でわかったことですが、シェイクスピア劇中の作曲者だったこと、セルバンテスやエリザベス1世や徳川家康とほぼ同世代の、作曲家+リュート奏者。そういえば、シェイクスピアの劇中ではリュートにのった、ダウランドっぽい曲がかかっていたような気がしていました。
静かな夜に、皆が寝た後、静かに聴きます。
最初の曲はCome Again
このバージョンのは、後ろのコーラスが余計。DVDのはシンプルでいい。
歌詞はここに邦訳がありました。
なぜか私の心の琴線に触れまくりました。曲想のメランコリーなところも好きです。そしてもともと数人によって楽しむ室内楽としてかかれており、大げさでないところ、シンプルなところ、が私のサイズにぴったり。
さらには、歌詞の1番と2番の対比も見事な、エロティシズムと死の対比
これは、当時のヒットソングだった。ひょっとしたら、平戸や出島でも歌われていたかもしれない。
偶然、今朝インターネットラジオから聞こえてきたのは、弦楽演奏によるLacrimae、これもダウランドのすばらしい旋律。やはりかなりメランコーリック。
私は暗いのが好きなのか?
多分、リュートと歌とか、小規模のが好きなんでしょうね。室内楽向きの性格だと、やっぱり思った。
by giro1965
| 2011-05-07 05:35
| 音楽